「入居を決めたけれども、どんなステップで進むのかイメージしにくい…」という方に向けて、初回の見学からお申込み、契約、そして新生活がスタートする入居日までの一連の流れをわかりやすくまとめました。

この記事の構成
〈全体の流れ〉お申込みから入居まで通常2~3カ月
初回の見学から、実際の入居まで、どれくらの期間をイメージされるでしょうか。
アイムス旭山公園では、見学の際に希望する「空室」を決め、入居の申込みされた場合、通常であれば2~3カ月の期間となっています。
お急ぎなら1カ月ほどで入居されるケースも
お急ぎなら1カ月ほどで入居されるケースもありますが、ケース・バイ・ケースです。入居までの流れを整理したフロー(下図参照)は、あくまでも一例。入居までの期間やステップはケース・バイ・ケース。スムーズな流れをご提案させていただきます。

原則、お申込みから入居まで2カ月以内
ご入居は原則としてお申込日から2ヶ月以内となっています。ただし、2カ月以内に入居いただくことができない場合は、実際の入居に先立ち、入居契約を締結し、家賃と管理費はご負担いただく形になりますが、ご無理のないスケジュールで当ホームの暮らしをスタートいただくことができますので、ご相談ください。
この記事では入居までのステップを順を追ってご紹介します。ご本人やご家族が安心して準備を進められるよう、ぜひ最後までご覧ください。
〈電話予約〉ご見学の電話予約からスタート

アイムス旭山公園には、いろいろな魅力があります。WEBサイトでも随時情報を発信しておりますので、「これは!」と注目された方は、どうぞ、実際に当ホームにお越しいただき、ご見学ください。ご家族の見学にも対応いたします。
まずは、お電話ください。
施設や費用の情報は「資料請求」
アイムス旭山公園では、資料請求いただいた方にパンフレットなどの資料をお送りしています。WEBサイトでも随時情報を発信しております。
施設や費用の情報が必要な方は、資料請求にお進みください。
簡単なヒアリングにご協力ください
入居相談室の担当者がご希望の条件などをお伺いし、「実際の雰囲気や居室を見てみたい」「どんなサポートが受けられるの?」といった疑問やご要望に沿って、見学をアレンジいたしますので、お気軽にご相談ください。
〈ご見学〉ご希望に応じて流れも、内容もアレンジ
次は、実際に施設や居室を内覧いただき、入居相談室のスタッフらに質問するなど面談する見学のステップです。
アイムス旭山公園のご見学は、大きく「急ぎの入居」か「将来的な検討」かによって、当日の流れやご案内の内容も異なってきます。特に確認されたい内容、ご入居の予定、ご検討状態を踏まえ、柔軟に対応いたします。
所要時間は平均で1時間半
また、ご本人の体調に配慮した見学ルートを組んだり、ご家族による下見を先に行うなどの調整も可能です。車いすもお貸し出しできます。お申し付けください。見学の所要時間は平均で1時間半ほどです。たとえば、「初回はご家族で、2回目はご本人が」というように何度も見学いただくケースも少なくありません。

ご家族同士が遠く離れてお住まいの場合
なお、入居にあたって、ご家族と一緒に検討されていても、ご家族同士が遠く離れてお住まいで、なかなかタイミングが合わない場合、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆といったタイミングでの見学希望がありましたら、ご事情に配慮いたします。ご相談ください。
医療的ケアや手厚い介護が必要な方

さらに、看護師・ケアマネ・リハビリスタッフとの面談をご希望の場合は、事前にご相談いただければ対応いたします。
アイムス旭山公園では、「介護・看護・リハビリのサポートが充実している」と、ご評価いただくことが少なくなく、特に医療的ケアや手厚い介護を必要とされる方のご相談にも対応しています。
事前に情報提供をお願いする場合
現在の介護・看護ケアの内容がわかる資料や情報(看護サマリー、診療情報提供書、サービス情報提供書等)を事前にご提供いただけましたら、見学時のご面談を、入居後の具体的なケア、お暮らしに関するご相談の機会とさせていただきます。手厚いケアが求められるケース、お急ぎのケース、遠隔地からご来訪のケースなど、情報のご提供をお願いすることがあります。
〈お申込み〉お申込書のご提出
ご見学後、「アイムスに入居したい」とお気持ちが固まったら、お申込みください。
お申込書のご提出
まずは所定の申込書に必要事項を記入・押印し、ご提出ください。
お申込書の所定の欄には、入居されたい「希望居室」の部屋番号をはじめとする必要事項を記入いただきます。ただし、「医療の状況」は、見学時に既に直接お伝えいただいている場合には省略いただいて結構です。

お申込者様、ご入居者様、身元引受人予定者様
必要事項は、以下のお3方に関して、①実際にお申込みされる方(お申込者様)、②ご入居される方(ご入居者様)、③契約時に身元引受人を務める予定の方(身元引受人予定者様)を、それぞれご記入いただきます。①お申込者様と③ご入居者様、①お申込者様と③身元引受人予定者様が同一の方でしたら、重複する内容は「同上」と記載いただいて構いません。
詳しい記載方法につきましては、お申込み時の留意点を詳しくまとめた本サイト記事「入居みをする際に知っておいていただきたいこと」を、ご参考にしていただけます。
お申込みは「先着優先」となります
お急ぎの場合、メールやFAXで送信いただき、その後に原本を郵送いただく形でもOKです。お申込書をご提出いただき次第、すぐに入居が可能な「空室」については、仮押さえの効力が発生します。ただし、お申込みは先着優先となりますので、ご注意ください。
居室の空室がない場合は「空室待ち」が可能
空室がない場合は「空室待ち」が可能です。内金10万円(非課税)をお預かりし、該当のお部屋に空きが出次第ご連絡を差し上げる流れです。所定の申込書に希望条件などを記載の上、ご提出ください。
同条件お部屋に複数の「空室待ち」のお申込みがある場合は、「空室待ち」を受け付けた順に、ご案内する仕組みとなっております。なお、何らかの理由で将来の入居をキャンセルされる場合には、この内金は全額返金いたします。
〈インテークご面談〉いよいよ入居準備が本格化
お申込み後、多くのケースで最初に着手いただくのが、インテーク面談のステップです。ここから、いよいよ入居準備が本格化します。

インテーク面談とは?
ご入居後の暮らしや介護プランを検討するために、アイムス旭山公園では、当ホームのケアマネージャー・看護師・入居相談室スタッフの担当者が、ご本人と面談させていただく機会を設けています。
「入居後に、どのようなサポートをご提供すればよいか」「入居後に、どのような暮らしを希望されていらっしゃるか」。特に「要支援」「要介護」の方には、直接、お会いして、具体的にご健康状態を把握させていただくようにしています。
インテーク面談に先立って事前準備
介護認定を受けている方は、従来の担当ケアマネージャー様、また、ご入院中・介護施設入所中の方は、メディカルソーシャルワーカー様・担当看護師様・入居相談員様などにお願いし、インテーク面談に先立ち、当ホーム側に事前の情報共有をお願いしています。
ご担当のケアマネ様やソーシャルワーカー様の連絡先
こうした援助職の方々は、このような情報共有を熟知されていますので、ご本人様、ご家族様より「アイムス旭山公園に入居予定」とお話を通していただき、こうした援助職の方々の連絡先(ご所属・ご担当者名・お電話番号)を当ホーム側にご連絡ください。

ご自宅、ご入院先を専門スタッフが訪問
インテーク面談の所要時間は、通常1時間程度です。前述のように、援助職の方々から共有いただいた情報も参考に、当ホームの専門スタッフが、ご健康状態、介護・看護のニーズ、お暮らしぶりなどについて確認させていただきます。
ご自宅を訪問されていただく場合
ご都合の良い日時を設定させていただきます。「お薬手帳」「介護保険被保険者証」「介護保険負担割合証」を、あらかじめご用意いただくと助かります。ご家族の同席も、もちろん大歓迎です。

入院先の病院や入居先の施設を訪問させていただく場合
病院や施設のご担当者様と調整のうえ、ご都合の良い日時を設定させていただきます。ご家族のご都合が付かず、同席が難しくとも、病院側で対応いただけますので、ご家族の同席は必須ではありませんが、同席いただける場合は大歓迎です。

お元気な「自立」の方は必要性に応じて
お元気な「自立」の方は、対面式のインテーク面談を実施しないこともあり、必要性に応じて、ケース・バイ・ケースで、お願いしています。当ホームのケアマネージャーより電話で質問させていただいたり、入居後にケアマネマネージャーや看護師、リハビリ担当者との面談の機会を設けさせていただいています。
「健康診断書」をご提出いただきたい方
当ホームへのご入居に際して「健康診断書」を提出されている方は、限られています。
基本的にお元気で、継続的に病院に通院するような持病をお持ちではない方は、所定の書式で「健康診断書」を提出いただくようお願いしています。

最寄りの病院に、所定の書式にある項目の健康診断が可能かどうかを確認いただいたうえで、健康診断を受診していただきます。その際に、健康診断を担当された医師に、所定の書式に結果の記載を依頼してください。
〈入居検討会議〉安心して暮らしていただくために

このステップでは、インテーク面談で得た情報をもとに、ホーム内の各部署のスタッフで構成する「入居検討会議」を実施し、受け入れ体制や必要なケアの方向性を内部確認します。
看護、介護、リハビリなど多角的な視点から、入居後のお暮し、ご提供するサポート内容などを総合的に検討します。ご入居者様、ご家族のお立場なって、最良のお暮しにつながるよう、当ホーム側より、検討結果を踏まえた「ご提案」をさせていただくケースもあります。
その内容は、たとえば家具や福祉用具の配置、入居前に準備いただく物品の追加、入浴や食事のスタイルなど多岐に渡ります。検討内容の多くは、当ホーム入居後のケアプランに反映させていただく形となります。
〈書類集め〉と〈お部屋の準備〉
次は、入居契約に向けて必要な書類をご用意いただき、また同時に、入居するお部屋で生活いただくのに、必要な家具や物品をご準備いただくステップとなります。
お渡しするチェックリストにある書類を準備
ご入居にあたって、ご用意いただきたい書類のチェックリストをお渡ししています。

詳しくは、必要な書類について詳しくまとめた本サイト記事「お申込み、ご契約、ご入居に際して、ご用意いただく書類」をご参考にしていただけます。
住民票と印鑑登録証明書
ご用意いただく書類のうち、住民票と印鑑登録証明書は、入居契約書に署名・捺印いただくご契約の当事者の方全員にそれぞれ、ご提出いただいております。
身元引受人・連帯保証人・返還金受取人は同一の方でも
ご入居者様本人・身元引受人様・連帯保証人様・返還金受取人様がご契約の当事者になります。ご夫婦やご姉妹などお2人で入居される場合は、印鑑登録証明書は、お2人分それぞれ必要です。また、身元引受人様・連帯保証人様・返還金受取人様は、同一の方が兼ねることも可能、兼ねる方は住民票と印鑑登録証明書とも一通で結構です。
お部屋の準備は入居前から、進めていただけます
当ホームでは、契約日や入居日が見えてきたら、スムーズにご入居いただけるよう、お部屋の準備を進めていただいております。荷物の搬入などが可能となるタイミングについては、入居相談室のスタッフにご確認ください(内装工事などとの兼ね合いがあります)。
必要な物品を担当ケアママネージャーと確認
ご入居に際して、ご用意いただきたい家具・家電・日用品・リネン類などのご相談は、ケアマネージャーが対応させていただきます。

必要な物品のリストをお渡しします。入居される方のご健康状態などに応じて、物品それぞれの要不要の判断が変わってくることもあります。リストに沿って、ケアマネジャーと一緒に必要か否か、チェックしながら、また、家具等の配置についても、ご相談させていただくことができます。担当のケアマネージャーと、お電話などで連絡を取り合って、準備をお進めいただけます。
車椅子や歩行器など福祉用具
原則的に車椅子や福祉用具は、ご入居者様にご用意(購入・レンタル)いただきますが、製品選びをサポートします。入居後、一定期間、当該製品を試用いただき、使い勝手を確認してから手配いただくような流れが可能です。担当のケアマネージャーまでお問い合わせください。
急ぎの入居時に家具や家電が間に合わない…
家具や家電の準備が「注文しても、到着まで時間がかかり間に合わない」などとお困りの際には、施設備品(テレビ、冷蔵庫、カーテンなど)をしばらく無料で貸与させていただくことができます。在庫の状況や備品の種類は事前にお問い合わせください。
お荷物の搬入、家具・家電の購入手配
お部屋の準備は、ホーム側より提供も可能な介護専用ベッドなど一部を除いては、ご入居者様の側で手配いただきます。準備がスムーズに進めていただけるよう、入居相談室でサポートさせていただきますので、ご不明点はお気軽にご相談ください。
新調する家具・家電の配送
ご入居に際して、大型家具や家電製品を新調される場合で、小売側に注文する際に、配送先をアイムス旭山公園の入居予定の居室宛に指定いただいて結構です。
その際、あらかじめ配送となる物品と、到着予定の日時をお知らせください。お部屋に搬入しておきます。また、電化製品の取り付けや設定の立ち合いが必要な場合も、その旨をお知らせください。
引越し会社に依頼される場合
引越し会社に依頼する場合、毎日、午前11時半~午後1時の昼食時間帯はエレベーターが混み合うため、荷物搬入は避ける必要があります。また、玄関ロビーを使った販売の催し、施設の大きなイベント行事の開催時間帯も、避ける必要があります。搬入予定時間の作業に支障がないか確認しますので、入居相談室まで事前に確認いたしますので、入居相談までご連絡ください。
なお、原則的に引越し会社側には、玄関ロビーのカーペットとエレベーターの破損防止のため、荷物搬入時の養生が必要です。あらかじめ引越し会社側にご相談ください。
カーテンをオーダーされる場合の寸法など
ご入居される居室ごとに、間取りや窓のサイズなど仕様が異なる場合があります。カーテンをオーダーされる場合は、注文に必要な寸法をこちらでも測定できます。なお、お部屋の間取りの正確な寸法データについては、基本的にご用意できておらず、入居前に事前に測定いただいています。
〈契約日〉と〈入居日〉
介護付有料老人ホームのアイムス旭山公園は、公的なガイドラインなどに基づき、入居後に安心してお住まいいただけるよう、適正な契約手続きを遵守。また、実際にホームでの生活を始めていただくにあたって、さまざまなサポートをご提供しています。
〈契約日〉は1時間半程度の面談形式で
契約に用いる書類は「入居契約書」「重要事項説明書」「管理規定」など主要なものだけでも10種程度になります。そのため、大切なポイントや入居後のルールをしっかりとご理解いただけるよう、できるだけ対面形式で1時間半程度のお時間をいただく「契約日」を設けるようにしています。
一連のご説明の後、ご署名・ご捺印いただきます。入居契約書に明記される方の印鑑登録証明書にあるご印鑑が必要になります。
ご家族によるご本人の代理、郵送による手続きも可能
ご本人に代わって、身元引受人を務められるご家族の方などに、当日の手続きを対応いただくこともできるよう、契約書類は、代理署名も可能な様式を整えています。また、遠隔地にお住まいだったり、ご家族が揃われる日時の設定が難しかったり、「契約日」の設定が困難な場合は、郵送や電話などを使ったお手続きも可能となっています。
事前に書類サンプルを送付
〈契約日〉に先立ち、主要な書類のサンプルを送付させていただき、あらかじめ内容をご確認いただけるようにしています。なお、万一の緊急時に備え、痛みの緩和や延命措置に関するご本人の希望や家族の同意を明示いただく所定の「リビング・ウィル」の書類のご提出もお願いしております。
初回ご入金の請求書、自動振替の手続き
初回のご入金は、実際に入居される「入居日」が確定した時点で、ご請求書を発行させていただきます。ご入金は「入居日」までに、お願いしております。また、入居後の月額費用は、ご指定の銀行口座から自動振替にて、お支払いいただいております。所定の自動振替申込書を提出いただきます。〈契約日〉に銀行のお届け印や口座番号の情報をお持ちいただけましたら、併せてご提出いただけます。
なお、月額費用の自動振替は、金融機関側の手続きの進捗状況によっては、開始されるタイミングが、実際の入居後1~2カ月経過した後となりますので、入居当初の数カ月については、請求書を発行させていただき、お振込みをお願いすることがあります。
実際の生活をスタートいただく〈入居日〉
この記事にあるような、一連の準備に着手した当初、実際にホームの暮らしを始める〈入居〉を「いつ」にするのか、なかなか決められないことがあります。ただし、入居のステップを順に踏んでいくと、だんだんと「入居日」のタイミングが見えてきます。
「要介護」の方の場合
たとえば、「要介護」の方が暮らしをスタートする〈入居日〉は、次のような流れとなります。
当ホームの介護車両でお迎えも
〈入居日〉の当日、すでにお部屋の準備は整っています。札幌市内、札幌近郊にお住まいでしたら、ご希望がありましたら、ご自宅や入院先(入所先)まで、当ホームの介護車両でお迎えに伺います。当ホームの看護師が同行します。ご家族も介護車両に同乗し、アイムス旭山公園まで、ご一緒いただくこともできます。
多いのは、午前中に入居のケース
ご本人が到着する時間帯は、午前10時~11時ごろに設定するケースが多いです。担当ケアマネージャーや入居相談室のスタッフがお出迎えいたします。到着後、落ち着いたところ、さっそく昼食を召し上がっていただき、午後は、担当ケアマネージャーからケアプランの説明、介護や看護のスタッフ挨拶など、当ホームの生活にだんだんと慣れていただけるように無理なく新しい環境での暮らしを初めていただけるようにいたします。
ご家族が当日いらっしゃらないケースにも対応
〈入居日〉の当日、ご家族がしばらくお部屋で過ごされ、荷物の整理などをされるケースや、同じお部屋に宿泊されるケースもあります。もちろん、ご家族が当日いらっしゃらないケースでも、私たちスタッフがしっかりとサポートさせていただきます。
まとめ
ここまで〈入居日〉までの流れを駆け足でご説明してきました。

通常、「お申込み」から「入居日」まで、2~3カ月程度、お急ぎの場合は1カ月ほどが目安です。書類準備や引越し手配などは初めてのことも多く、わからないことだらけかもしれませんが、私たちスタッフがしっかりと伴走いたします。
- 申込書の書き方がわからない
- 入居日の搬入時間調整をしたい
- 看護やリハビリのサポート内容を詳しく知りたい
など、どんな些細なことでもどうぞお気軽にお問い合わせください。皆様が納得のいくかたちで新生活を始められるよう、アイムス旭山公園一同、心を込めてお手伝いいたします。